【おすすめ5選】PDFファイルの閲覧に適したソフト&アプリを紹介!

PDFはドキュメントや資料を電子化する際によく選ばれるファイルフォーマットです。印刷時の状態を保持したまま電子化できることが特徴で、文書のやり取りでよく使用されています。

今回の記事では、PDFの閲覧に適したおすすめのソフト・アプリをご紹介します。PC専用ソフトからモバイルアプリで使えるものまで、様々なサービスを5種類ピックアップしました

専用のビューワーを活用することで、より快適にPDFファイルを閲覧できるようになります。PDF閲覧用のソフトやアプリをお探しの方はぜひ参考にしてください。

目次

【①WPS Cloud】マルチデバイスで使えるPDF閲覧・編集ソフト

WPS Cloudはマルチデバイスで使用可能なPDF閲覧・編集ソフトです。製品のベースはオフィスソフトですが、高度なPDF機能も搭載しています。文書作成アプリとPDF機能の両方が使えるため、ドキュメントの作成からPDF化、PDF化したファイルの閲覧まで、WPS Cloudひとつで完了させることが可能です。

また、WPS Cloudではクラウドストレージが利用できます。このクラウドストレージを活用することで、ファイルの保存や管理もWPS Cloudでおこなえるようになります

ストレージに保存したPDFファイルはPCアプリやモバイルアプリで快適に閲覧が可能です。PDF化したドキュメントをストレージに格納することで、いつでもどこからでもオンラインでデータにアクセスして資料を確認できます。

ストレージに保存したファイルはオンラインで他のユーザーに共有可能です。リンクを発行して相手に送るだけでファイルを共有できます。

さらに、WPS Cloudの有料プランではPDFの編集機能も使うことができます。テキストの編集はもちろん、画像や図形の追加、ファイル自体のパスワード保護など多くの機能が利用可能です。

WPS Cloudの特徴

  • オフィスソフトとクラウドストレージが付帯し、PDFの作成から閲覧、保存までこれひとつで完結
  • PCアプリ、モバイルアプリ、Webブラウザに対応。マルチデバイスでどこでも使える
  • ストレージ連携で他のユーザーにファイルを共有できる

【②Adobe Acrobat Reader】トップクラスのシェアを誇る無料PDFビューワー

Adobe Acrobat ReaderはAdobeが提供する無料のPDF閲覧ソフトです。Adobe AcrobatはPDFソリューションの中でもトップクラスのシェアを誇るサービスで、業界標準といった位置付けの製品でもあります。

Adobe Acrobat ReaderではPDFファイルの表示や検索といった基本的な閲覧機能の他、署名の入力やコメントといった機能が利用可能です。

また、無料で提供されているAdobeのクラウドストレージ「Adobe Document Cloud」やAcrobat DC モバイルアプリと連携させることで、PDFファイルをオンライン上で管理できるようになります。共有リンクの発行によって他ユーザーとのオンライン共有ができ、コメントで直接やり取りすることも可能です。

Adobe Acrobat Readerの特徴

  • 業界最大手のPDFビューワー
  • PDF閲覧ソフトとして必要な機能はほぼ網羅されている
  • ストレージ連携で他ユーザーとファイル共有が可能。利用者が多いため共有できる相手も多い

Webサイト:https://get.adobe.com/jp/reader/

【③Foxit PDF Reader】大容量のファイルも素早く開く

Foxit PDF Readerは無償で利用できるPDFビューワーです。Foxit PDF ReaderではPDFファイルの表示や閲覧、サイン、印刷といった機能が利用可能であり、OSはWindows 10とWindows 11に対応しています。

特徴は、PDFファイルの画面表示と印刷を素早く実行できる点です。速度性能と正確性の評価が高いPDFレンダリングエンジンをベースに設計されており、容量の大きなPDFファイルであっても素早く快適に閲覧できます。

また、外部サービスとの連携によるPDFの共有機能も搭載しています。Facebookアカウントを用いたPDFファイルの共有や、OneDriveに保存されたPDFの直接操作、コメントツールを用いた文書への書き込みといった操作が可能です。

Foxit PDF Readerの特徴

  • 速度性能に優れた独自エンジンを搭載。素早く快適にPDFファイルを閲覧できる
  • 外部サービスと多様な方法でコラボレーションが可能

Webサイト:https://www.foxit.co.jp/products/foxit-pdf-reader/reader/

【④PDF Expert】Mac&iOS専用ビューワー

PDF ExpertはMacとiOS専用のPDF編集アプリです。iPhoneやiPad、Macで利用することができます。

PDF閲覧に関する機能は無料プランの範囲で利用可能であり、PDFファイルの表示はもちろん、ハイライトの付与やコメントの追加、フリーハンドでの書き込みといった機能が使えます。

有料プランでは編集系の機能が解放され、より高度な注釈付けやAI機能を搭載したチャットなどの機能が使えるようになります。

PDF閲覧ソフトとしての大きな特徴は、Apple製品をベースにユーザー体験が設計されている点です。PDF Expertは、iPhoneやiPad、Macの利用者がその価値を最大限に実感できるように製品が設計されています。各デバイスをシングルアカウントで利用することができ、こうしたシームレスな連携によってPDFファイルをより便利に扱えるようになります。

PDF Expertの特徴

  • MacとiOS専用のPDF編集アプリ
  • Apple製品同士であればシングルアカウントで利用できるため、Apple製品をよく利用しているユーザーほどその恩恵を受けやすい

Webサイト:https://pdfexpert.com/ja

【⑤Sumatra PDF】軽量で使いやすいWindows用閲覧ソフト

Sumatra PDFは動作の軽快さに強みをもつ無料のPDF閲覧ソフトです。搭載する機能をあえて少なくすることで、起動やファイル表示の高速化を実現しています。

また、シンプルな画面インターフェースもSumatra PDFの強みです。PDFファイルの閲覧に必要な機能だけをそろえているため、画面内での選択肢が絞られておりユーザーが迷わずソフトを利用できます

一方で注釈やマーカー、書き込みといった機能は備えていないことには注意が必要です。「PDFを読むこと」に特化したビューワーであるということを踏まえた上で、他サービスと比較検討できるとよいでしょう。

Sumatra PDFの特徴

  • 機能をあえて少なくすることで動作を高速化している
  • シンプルな画面インターフェースでユーザーが迷わず使える

Webサイト:https://www.sumatrapdfreader.org/free-pdf-reader

専用ソフトを使ってPDFファイルを快適に閲覧しよう

PDFファイルを快適に閲覧するためには、専用のビューワーを使用するのがおすすめです。今回のコラムでご紹介した5つのサービスは、どれもPDFを閲覧するために欠かせない機能をそろえています。対応しているOSやデバイスがそれぞれ異なるので、自分の利用環境に合ったPDF閲覧ソフト・アプリを選択するようにしましょう。

マルチデバイスで使えるPDF閲覧ソフトをお探しの方におすすめなのは、WPS Cloudです。デスクトップアプリ、モバイルアプリ、Webブラウザで利用できるため、PCやタブレット、スマートフォンなど多様なデバイスからPDFファイルを閲覧できます。

さらにクラウドストレージを活用することで、オンライン上にPDFファイルを保存しておくことも可能です。ネット環境さえあれば、いつでも・どこからでもPDFファイルにアクセスできます

WPS Cloudは無料アカウントから始めることができます。ソフトの操作性や機能を事前に確認いただけますので、ご興味をお持ちいただけた方はぜひこの機会にWPS Cloudをお試しください。

※各サービスの料金や概要は2024年5月の情報です。最新の情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

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